「いのちを守る森の防潮堤」は、沿岸部に被災瓦礫と土を混ぜて埋め盛土して高台をつくり、そこに土地本来の高い木から低い木まで色々な種類の木々を植えて多層構造の森を形成し、津波から私たちの生命と心と財産を守ろうという構想です。 東日本大震災は、私たちに多くの教訓を残してくれました。科学技術は自然を支配するものではなく、自然と共に生きるために使われてこそ意味が出てきます。 「いのちを守る森の防潮堤」は、自然とともに生きるしなやかな強靭さのある社会に欠かせません。今こそ時代の転換点です。お亡くなりになった多くの皆様の無念の気持ちを生かすためにも、夢と勇気と希望をもって、自然との共生という日本の伝統に立ち返った新たな世界を創造しましょう。
理事長プロフィール
□曹洞宗金剛宝山輪王寺
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