母樹探索

苗木を作るためには、まず大量の良質な種子を集める必要があります。
森の防潮堤協会では、今回津波の被害を受けた東日本太平洋沿海地に残された樹林で母樹を探すこととしました。
採取し易い他の地域から種子を得ることも可能ですが、いのちを守る森の防潮堤は、その土地で末永く後世に引き継いでいく資産ともいえます。
地域を見つめなおすためにも、その土地で長く残されてきた社寺の森、残存林、保存木などを 母樹候補と位置づけ、どのような木が、どの程度結実しているか、種子の品質はどうかといったことを調査をはじめました。
そのうちのいくつかを紹介します。

宮城県内の母樹林候補地
盬竈神社
斗蔵山
奥松島宮戸島