斗蔵山

宮城県角田市の南西に位置する斗蔵山は山頂に斗蔵寺をいただく、標高238mの霊峰です。
日本植生誌東北編において「生態学的に重要な植物群落」の生息地として掲載されており、学術参考林に指定されています。
風致保安林にも指定されており、自然の宝庫となっています。
林内ではウラジロガシの群生林があり、イヌブナ、イタヤカエデ、アカガシ、モミ、クリ、ヤマモミジが林冠を形成し、その下層にはミズキ、エゴノキ、コナラ、ヤブツバキ、チドリノキ、シラキ、クマシデ、ウワミズザクラが見られ、さらに下層にアオキ、シロダモ、コクサギ、ウリノキなどが見られます。
また「斗蔵野鳥の森」とも言われ、季節ごとにさまざまな野鳥の姿を楽しむことができます。

角田市HP「斗蔵山」