プロジェクト進展報告 3/17

宮城県議会において、「いのちを守る森の防潮堤」プロジェクトを推進する議員連盟がたちあがりました。
記事を掲載します。


がれき活用「森の防潮堤」議員連盟発足 県議会

 東日本大震災で発生したがれきを防潮堤整備に活用する構想を推進する県議会の議員連盟が16日発足し、県議会棟で設立総会を開いた。
議連には全59議員が参加した。会長に就任した相沢光哉議員は「がれきを地球資源として活用し、後世に緑の森として残すべきだ」とあいさつ。実現に向け、国や県に法整備や制度改革を求めていく方針を確認した。
構想は、宮脇昭横浜国大名誉教授が「いのちを守る森の防潮堤」として提唱。がれきを使って築く高さ20~30㍍の盛り土に広葉樹を植えて強度を確保し、景観に配慮しながら津波に備える。
総会には、構想に賛同する「推進東北協議会」会長の日置道隆輪王寺住職も出席し、「ぜひ宮城からスタートさせたい」と呼び掛けた。同協議会は、がれきを活用し、津波の勢いを軽減させる「千年希望の丘」整備構想を掲げる岩沼市と連携し、5月末に同市内でモデル事業を開始する予定。

(河北新報 2012.3.17)


全59県議が参加 防潮堤議連設立 /宮城

 東日本大震災で出た災害廃棄物(がれき)を混ぜた盛り土に植樹して造る「いのちを守る森の防潮堤」構想の超党派による推進議員連盟の設立総会が16日、県議会庁舎で開かれた。県議会の全59議員が参加の意向を示し、総会にはこのうち43人が出席。議連会長に自民党の相沢光拓・元県議会議長を選出し、構想の実現を政府や県に働きかけていくことを確認した。【影山哲也】

(毎日新聞 2012.3.17)