気仙沼市波路上「海べの森の植樹祭」実施報告 10/7

東日本大震災の日、気仙沼市波路上地区には岩井崎の岬を挟んで、南北から津波が駆け上ってきました。
多くの家屋が流失し、たくさんの人々が犠牲になりました。
気仙沼市の震災ガレキの焼却処理施設が着々と建設されています。
「いのちを守る森の防潮堤」を目指す、森づくりとして「海辺の森」植樹祭が実施されました。
前日の降雨によるぬかるみが残っていましたが、雲の切れ間から日が差し始め、植樹祭は晴天の下で開催されました。
植樹祭の模様を報告いたします。

気仙沼市の中でも特に集中して被害が大きかったのが波路上地区です。
岬から駆け上ってきた津波は多くの家屋と人命を押し流してしまいました。
植樹祭の対象地も家族3人が犠牲となった家の敷地でした。
ご親族のご厚意により森づくりを行うことが出来ました。
式典の会場は地元の地福寺さまです。
お寺まで津波は押し寄せ1階が水没しましたが、奇跡的にも本堂は流失を免れました。

チェーンソーアートの世界チャンピオン城所ケイジ氏の作品「龍王」が植栽地の脇に屹立しています。

植樹祭には地元の方々を中心に多くの方が参加しました。
式典は10時からはじまりました。夜半からの雨は止み、空には晴れ間が射してきました。

主催者挨拶 「海べの森をつくろう会」菅原会長
共催者挨拶 気仙沼市長 菅原 茂氏
共催者挨拶 イオン㈱専務執行役員 村上教行氏

衆議院議員 小野寺五典氏、 参議院議員 岡崎トミ子氏が来賓としてご挨拶くださいました。

財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」細川護煕理事長の挨拶を代読する事務局長新川眞氏

植樹方法の指導は宮脇先生に代わり、「いのちを守る森の防潮堤」推進東北協議会会長日置道隆が努めました。

いよいよ植樹作業開始です。
各ブロックに分かれ、植樹リーダーの指導の下植樹を開始します。

植樹前の全景
植樹状況
植樹後の壮観

被害に遭われた方々を慰め、再び襲う自然の揺り戻しに毅然と立ち向かう人々の思いを受けて、苗木は秋の風の中で成長をはじめています。
斜面の下方に建設が進む震災ガレキの焼却設備に対する明瞭な市民の意志を感じました。

草むらに置き忘れられたような震災ガレキと建設の進む焼却処分施設