実施報告 ドングリ採取ツアー 11/9~11/11

財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」が主催する「ドングリ採取ツアー」が11月9日から11日の三日間にわたり実施されました。
日本全国から「いのちを守る森の防潮堤」計画を応援したいという方々が大勢集まってくれました。イベントの実施を報告します。

東北の紅葉が平野に下りてくる11月上旬、「いのちを守る森の防潮堤」に植栽される苗木となるドングリの採種イベントが実施されました。
総勢100人余の方々に全国から集まっていただき、3日間にわたりドングリをはじめとする種子を採種しました。
当協議会は共催者として、昨年からの種子採取の実績を元に母樹林を紹介し、水先案内人として参加者のみなさまをご案内しました。
まずは仙台市輪王寺にて開会式を行いました。

当協議会会長日置道隆も共催者として挨拶を行いました。

参加者は①仙台市内、②名取市・岩沼市・亘理町方面、③多賀城市、七ヶ浜町方面、④角田市方面の4班に分かれて 、種子採種に向かいました。
樹種によっては結実状況が思わしくない「裏作」になっていたものもありましたが、合計10万余粒のドングリを採種することができました。

最終日には財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」の細川理事長他理事の方々や、楽天イーグルスのマスコットキャラクター「クラッチ君」、仙台おもてなし集団伊達武将隊のみなさま、そして森の精霊-緑の戦士「植樹マン」も参加して、青葉神社にてアカガシの大採種会となりました。

左から 伊達政宗さま、クラッチ君、細川理事長、日置会長、植樹マン

採種された種子は、カシやシイノキなど常緑樹を中心に11種類におよびました。
これらの種子は精製し、当協議会を始め多くの育苗団体でポット苗として育てられ、将来の「いのちを守る森の防潮堤」に植樹されます。
ご参加いただきましたみなさまには厚く御礼申し上げます。

河北新報 11/12