実施報告 どんぐり採取ツアー 11/26~11/30

協議会が主催する「ドングリ採取ツアー」が11月26日から30日の5日間にわたり実施されました。
ホームページでの募集に応じて、全国からボランティアで参加いただきました。
作業の様子を報告します。

朝の最低気温が氷点下となることが珍しくなくなる11月下旬、いよいよ満を持して協議会による種子採種を実施しました。
ホームページでの呼び掛けに応じてくださった方々が全国より集まってくれました。
月曜日から金曜日の都合のあう日に参加いただきました。
参加者は毎朝8時に仙台市輪王寺の第2駐車場に集合します。
簡単な挨拶と注意事項のオリエンテーションを行い、車1,2台に分乗して出発しました。
26日は仙台市北部から多賀城市、七ヶ浜町を経由して、利府市を目指しました。
27日は仙台市南部より名取市から亘理町、山元町を回りました
28日は仙台市北山近郊を中心に仙台市内にて種子採種を実施しました。
29日は角田市へ。30日は大崎市へ足を伸ばしました。

落ち葉の下にびっしりと落ちているドングリをひとつずつ拾います。
拾っているそばから、一風ごとにドングリが落ちてきます。
大漁のドングリを前に記念撮影です。

 延べ30人の方にご参加いただき、12種類22万粒の種子を採種することができました。ありがとうございました。
また、快く種拾いをお許しくださいました母樹林所有者のみなさまには厚く御礼申し上げます。
採種されたドングリや種子は精製し、さっそく全国の育苗協力団体へ送付されます。
各地で播種され、春にはたくさんの芽を出してくれることでしょう。
一粒一粒が「いのちを守る森の防潮堤」を推し進める弾丸です。