森の防潮堤協会では被災海岸林再生のため、必要となる広葉樹の苗木づくりに取り組んでいます。
生物多様性を重視し、遺伝子の撹乱から地域の遺伝子を守るため、また「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」を実現するため「地域性苗木」づくりを進めていきます。
宮城県牡鹿半島などに残される常緑広葉樹の森を海岸林再生のモデルと位置づけ、東北地方沿海地に自生するタブノキ、シロダモ、ヤブツバキなどの母樹から多種多様な広葉樹種子を集め、苗木づくりに行っています。この苗木づくりを通じて、東北から世界に発信できる防潮林を造成すると共に、地域の活性化、環境再生、雇用創出につなげたいと私たちは考えています。
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