東京都世田谷区にある駒澤大学高校は震災直後から岩沼市の震災復興に継続的に支援をおこなってきました。千年希望の丘の植樹祭には毎年参加してくれました。
これまでの支援への感謝の気持ちとして、ささやかながら小さな森をプレゼントさせていただきました。
長野県信濃町に駒澤大学高校が森の里親を務め、森づくりを行っている学習林があります。この「絆の森」の一角に、生徒のみなさまにご協力いただき、植樹祭を実施しました。
参加いただいたのは生徒会の役員とワンダーフォゲル部の総勢25名の生徒の皆さんです。
植樹祭の前夜に1時間ほど時間をいただき、いのちを守る森の防潮堤計画の目的と意義、その手法についてお話させていただきました。
真剣に、時に頷きながら聞いてくれました。
植樹祭は、土づくりから行いました。
すべてを身体で体験する、森づくり実習です。
切り株や丸太をどかし、苗木の根が伸びるように、ほっこらと掘り起こしました。
19種類146本の苗木を植えました。
隣町の飯綱町からは幼稚園児が育ててくれたコナラ20本を提供いただきました。
稲わらをマルチングします。
雑草、酷暑、凍害、乾燥から苗木を守る毛布です。
感謝の気持ちを印した記念看板を贈呈しました。
岩沼市の千年希望の丘に育つ森と信濃町で育つ森、それらが駒澤大学高校と私たちを繋いでくれる「絆の森」になってくれることでしょう。